2026年版・手取り目安

年収170万円・178万円・180万円の手取り差と年収の壁

170万円・178万円・180万円は、学生アルバイトや19~22歳の扶養、親側の税金、本人の社会保険が混ざりやすい年収帯です。本人の手取りと親側への影響を分けて整理します。

最終更新日:2026年7月23日計算条件:2026年分の年間手取り目安

学生アルバイトで年収178万円前後になったときの確認順

このページの判断軸:本人の手取り、親側の税金、社会保険扶養を同時に見ます。所得税の特定親族特別控除と社会保険扶養は別物として扱います。

まずは同じ前提で並べた手取り差を確認します。金額は目安ですが、年収帯ごとの「月あたりの差」「税金・社会保険料の増え方」「生活費に使える余力」を比べる基準になります。

※表は横にスクロールできます。

年収年間手取り月あたり手取り税金社会保険料手取り率
年収170万円¥1,416,732¥118,061¥32,970¥250,29883.3%
年収178万円¥1,476,112¥123,009¥39,568¥264,32082.9%
年収180万円¥1,494,022¥124,502¥41,558¥264,42083.0%

本人の手取りと親側の控除を分ける

年収178万円前後は、本人の給与から税金・社会保険料を差し引いた手取りだけでなく、親側の税金に影響する可能性も見ます。特に19~22歳の子どもに関する控除は、本人ではなく親側の税額に関係します。

たとえば、大学生がアルバイトを増やして年収178万円前後になりそうな場合、本人の手取りが増える一方で、親側の控除や社会保険扶養の確認が必要です。本人だけで判断せず、年収見込みを親に共有してください。

本人
年収見込み、勤務先の社会保険加入、手取りの目安を確認します。

親側
年末調整、控除、扶養の扱いを確認します。

健康保険
社会保険扶養は税金の控除と別に確認します。

所得税の特定親族特別控除と社会保険扶養を混同しない

178万円前後で混同しやすいのが、税金側の特定親族特別控除と社会保険扶養です。税金側の控除は親側の所得税に関係し、社会保険扶養は健康保険側の扶養認定に関係します。数字が近く見えても、制度の目的と確認先が違います。

年収170万円・178万円・180万円の本人手取りだけで判断すると、親側の年末調整や健康保険扶養の確認が抜けます。税金は税務署や勤務先、社会保険扶養は健康保険側へ確認してください。

税金側
特定親族特別控除は親側の税金に影響します。

社会保険側
健康保険扶養は収入見込みや年齢条件を分けて確認します。

勤務先側
本人が勤務先の社会保険に入るかも別に確認します。

年末前に親へ伝えるべき項目

学生アルバイトで年末にシフトを増やす場合は、親に「今年の年収見込み」「勤務先の社会保険加入対象になるか」「学校・年齢」「年末調整で確認してほしいこと」を伝えてください。

年収が170万円から178万円、180万円へ近づくほど、本人の手取りだけでは判断しにくくなります。親側の控除、社会保険扶養、勤務先の手続きを分けて確認してください。

年収見込み
年末までの給与見込みを親へ共有します。

勤務先社保
加入対象になるか勤務先へ確認します。

親側の年末調整
控除や扶養の扱いを親の勤務先で確認します。

関連ページで制度ごとに確認する

単独の手取りは170万円178万円180万円で確認できます。制度面は特定親族特別控除学生の扶養130万円と150万円の壁も合わせて確認してください。

学生・19~22歳の条件で手取り差を試算する

ここで紹介した比較は標準的な前提の目安です。都道府県、年齢、勤務先の健康保険・厚生年金、雇用保険の加入状況を変えると、手取りは変わります。

手取り計算機で条件を変えて試算する

計算の前提は計算方法、参照している公開情報は出典にまとめています。個別判断は勤務先、税務署、自治体、年金事務所、健康保険組合などへ確認してください。

170万円・178万円・180万円でよくある質問

178万円は本人の手取りだけ見ればよいですか?

本人の手取りだけでは判断できません。親側の税金や社会保険扶養を分けて確認してください。

特定親族特別控除と社会保険扶養は同じですか?

別の制度です。税金側の控除と健康保険側の扶養は確認先も違います。

年末にシフトを増やす前に何をすべきですか?

今年の年収見込みを計算し、親・勤務先・健康保険側へ確認する項目を整理してください。